2023年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2023年1月1日~2023年12月31日
2. 事業報告
2023年度の事業といたしまして、科学技術の発展の寄与を目的とした研究助成事業、及び人材育成を支援するための奨学金助成事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業として、1月度の選考委員会の選考を経て理事会にて決議し、下記の研究に対し助成いたしました。
- 千葉工業大学 原口 亮介氏
「多官能性アミノアルコール合成の新戦略: 二官能性求電子剤への求核付加反応における化学選択性の触媒制御とスイッチング」 - 東京理科大学 吉越祐介氏
「環状金錯体を経由した高歪みシクロフィンの高効率合成とそれを利用したπ共役系拡張反応の開発」
奨学金助成事業として、千葉県内の大学から推薦をいただいた4名を選考し、奨学金を給付いたしました。
2022年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2022年1月1日~2022年12月31日
2. 事業報告
2022年度の事業といたしまして、科学技術の発展の寄与を目的とした研究助成事業、及び人材育成を支援するための奨学金助成事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業として、1月度の選考委員会の選考を経て理事会にて決議し、下記の研究に対し助成いたしました。
- 京都大学 田中 一生氏
「ホウ素クラスターにおける自動発光色変化挙動の制御と非侵襲的表面状況判別法への応用」 - 中央大学 岩本 貴寛氏
「実用的鉄触媒不斉反応に資する不斉配位子の合成と触媒創製」
奨学金助成事業として、千葉県内の大学から推薦をいただいた3名を選考し、奨学金を給付いたしました。
2021年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2021年1月1日~2021年12月31日
2. 事業報告
2021年度の事業といたしまして、科学技術の発展の寄与を目的とした研究助成事業、及び人材育成を支援するための奨学金助成事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業として、1月度の選考委員会の選考を経て理事会にて決議し、下記の研究に対し助成いたしました。
- 微生物化学研究所 熊谷直哉 氏
「キノリンを基盤とする新奇多座配位子の開発による高機能触媒の創成」 - 京都大学 中尾佳亮氏
「金属触媒によるニトロ化合物の新規分子変換手法の創出」
奨学金助成事業として、千葉県内の4大学から推薦をいただいた4名を選考し、奨学金を給付いたしました。
2020年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2020年1月1日~2020年12月31日
2. 事業報告
2020年度の事業といたしまして、科学技術の発展の寄与を目的とした研究助成事業、及び人材育成を支援するための奨学金助成事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業として、1月度の選考委員会の選考を経て理事会にて決議し、劒隼人氏の「アザメタラサイクル形成を鍵とするアミン類の炭素-水素結合の直截的変換による光学活性アミン合成」及び
殿村修氏の「マイクロリアクタを用いた反応速度解析の不確かさを考慮した最適実験計画と自動化」の研究に対し助成いたしました。
奨学金助成事業として、千葉県内の4大学から推薦をいただいた4名を選考し、奨学金を給付いたしました。
2019年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2019年1月1日~2019年12月31日
2. 事業報告
2019年度の事業といたしまして、科学技術の発展の寄与を目的とした研究助成事業、及び人材育成を支援するための奨学金助成事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業として、1月度の選考委員会の選考を経て理事会にて決議し、橋本卓也氏の「面不斉フェロセン・軸不斉ビナフチルに次ぐ第三の人工不斉反応場の確立」及び
武藤雄一郎氏の「アルキンのビニリデン転位を鍵とするジベンゾアゼピン骨格の触媒的合成法の開発」の研究に対し助成いたしました。
奨学金助成事業として、千葉県内の4大学から推薦をいただいた4名を選考し、奨学金を給付いたしました。
2018年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2018年1月1日~2018年12月31日
2. 事業報告
2018年度の事業といたしまして、科学技術の発展の寄与を目的とした研究助成事業、及び人材育成を支援するための奨学金助成事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業として、1月度の選考委員会の選考を経て理事会にて決議し、浅野圭佑氏の「歪みオレフィン触媒によるカルバニオンの不斉反応」及び吉田泰志氏の「有機分子触媒を用いるイミンのβ位選択的な新規不斉極性転換反応開発と応用」の研究に対し助成いたしました。
奨学金助成事業として、千葉県内の4大学から推薦をいただいた4名を選考し、奨学金を給付いたしました。
2017年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2017年1月1日~2017年12月31日
2. 事業報告
2017年度の事業といたしまして、科学技術の発展に寄与すべく研究助成事業と人材育成を支援するための奨学金事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業としては、1月の選考委員会、理事会を経て、桑折道済氏および岩崎真之氏の研究を選考し、研究助成いたしました。また、2018年度の研究助成の応募を2017年11月1日より12月22日まで行い、8件の応募がありました。最終的には2018年度に開催の選考委員会、理事会にて2件選定いたします。
奨学金の給付活動につきましては、千葉県内の4大学から推薦をいただいた4名を選考し、奨学金を給付しております。
2016年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2016年1月1日~2016年12月31日
2. 事業報告
2016年度の事業といたしまして、科学技術の発展に寄与すべく研究助成事業と人材育成を支援するための奨学金事業を柱に活動してまいりました。
研究助成事業としては、2月の選考委員会、理事会を経て高分子学会より推薦を頂いた永野修作氏の研究を選考し、研究助成いたしました。また、2017年度の研究助成の応募を2016年11月1日より12月22日まで行い、16件の応募がありました。最終的には2017年度に開催の選考委員会、理事会にて2件選定いたします。
奨学金の給付活動につきましては、千葉県内の4大学から推薦をいただいた4名を選考し、奨学金を給付しております。
2015年度 公益財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2015年12月1日~2015年12月31日
2. 事業報告
2015年12月1日付にて千葉県より公益財団法人の認定を受け、一般財団法人から公益財団法人に移行しました。
研究助成活動については、11月10日より募集活動を開始し12月25日まで行いました。
高分子学会では3件の応募があり、その中より高分子学会より1件推薦を頂き、2月の選考委員会、理事会を経て助成先を決定する予定です。
奨学金の給付事業については、指定大学と詳細の要項等について打合せを行い、来年4月からの募集活動に向けた準備を行いました。
2015年度 一般財団法人東洋合成記念財団事業報告
1. 事業年度
2015年3月19日~2015年11月30日
2. 事業報告
2015年3月19日に一般財団法人東洋合成記念財団として設立され、その後具体的な事業活動内容について検討をしてまいりました。
その結果、研究助成活動、奨学金給付活動として次のように方向付し、4月24日開催の理事会、評議員会にて決定いたしました。
研究助成活動
- ・助成対象
- 電子材料等の先端材料研究に対する研究助成を行う
- ・助成金額
- 200万円
- ・助成件数
- 2件
奨学金助成活動
- ・奨学金対象
- 当財団が指定する大学(大学院)に在学する理科系の学生に対し奨学金の助成を行う
- ・奨学金額
- 40万円
- ・件数
- 4名
なお、本年度の事業活動として、研究助成活動を1件行うこととし、7月より募集活動を開始し、2件の応募があり、9月11日に選考委員会にてYuna Kim氏の「光書換え無電力表示を可能とする液晶性感光材料の研究」とすることを決定し、理事会の決議を経て最終決定し助成金を授与いたしました。
また、2016年度の研究助成の応募活動を11月10日より開始いたしました。
奨学金の給付活動につきましては、具体的な対象者、給付方法等について検討を重ねました。
財団の活動の広く知ってもらうためにホームページを作成し、11月に開設いたしました。